トリプルヘッダーアポの2戦目。
前回の記事の続き。
1戦目完了から13時からの2戦目のアポまで少し時間がある。
私はオフィスビル上層階のゆっくりくつろげるベンチに座っていた。
ここは、人知れずゆっくりと時間調整などができる憩いの場。

都会の中でゆっくりとくつろげるスペースは重宝する。
ここでゆっくりと2戦目の準備をする
準備というのは、次に会うターゲットとのこれまでのメールやり取りの確認。
これから会う女性とのこれまでのやり取りを一通り目を通すことは非常に重要である。
デート中に、相手から
「その話メールでやりとりしましたよね?」
と言われることは避けたい。
相手からの食いつきが下がってしまうからだ。

アポへの余念のない準備こそが、ゲット量産に繋がる。
一通りOmiai・LINEのメールを読み返し、話題が詰まった時に何を話すかもシミュレーションする。
よし、これで準備万端。
12時45分。
ぼちぼち、集合場所へ向かおう。
・・・とその時、
「あ・・・!!」

やばいことに気づく。
・・・無い!!!
ボイスレコーダーが無い!!
アポの反省をするために毎回アポの会話を録音しているボイスレコーダー。

それがカバンの中に入っていなかった・・・。
とは言え、第1戦目のMC美と🏩で部屋に入ったときにポケットから、鞄にレコーダーを入れ替えた記憶がある。
・・・と言うことは、ホテルで落としてしまったのだろう。
アポまであと15分。
集合時間に遅刻してしまう・・・そんなこと言ってられない。
ダッシュでホテルの部屋へ向かう。

13時10分。
なんとか🏩でボイスレコーダーを回収し、全力ダッシュで待ち合わせ場所へ到着。
アポの待ち合わせはできる限り遅れないことを信条としている自分としては失策だ。
大失策。
・・・ちなみになぜアポで遅れたくないか。
理由は口説きの途中で、相手女性が遅れてきた場合に
「遅れた埋め合わせね・・・」
と言って、ハグやキスに持ち込める貴重な武器となるからだ。

女性は待ち合わせに遅れてくることが多い。
5分、10分は当たり前のように遅刻してくる女性が多い。
それを逆手に取り、ハグ・キスをゲットすることを口説きルーティンの一部にしている自分としてはアポで遅れることは許されないことだった。
仕方がないトラブルとは言え、
・・・これは失策だ。
とは言え、気を取り直そう。
武器を一つ失っただけで口説けない訳ではない。
トリプルヘッダー第2試合 開戦
【相手】29歳 金融系OL K子
※記事最後に実録音声公開
【事前のやり取り】


待ち合わせに現れたK子は年齢の割にとても若く見えた。
写真よりも雰囲気が甘く可愛い。
金融系OLというお堅い職業の女性がすぐに口説けるか分からなかったが、メールの食い付きはとても良い感じでエロかった。
電話で事前に会話もしている。
♂「遅れて申し訳ない!」
♀「忘れ物やったん?大丈夫?」
♂「大事なウォークマン取りに行ってて・・・」
ウォークマンを忘れたことにして、まずは遅れた詫びを入れる。。

♀「いいよいいよ。(行くお店)どうする?」
♂「見てもらってたお店に行こう」
アポのお店は、シックなカフェを選択。
駅から歩いて5分程度歩いた場所にある。
K子にも先にお店を打診していた。
このお店はビルの高層にあり、隣掛けのソファ席が沢山ある。
予約しておけば隣掛けのソファ席に座ることができる。
もちろん、事前予約は入れている。
隣掛けのソファ席であれば、手繋ぎ、腰に手を回す、パイ揉み、あわよくばキスでもできる。

・・・K子との話はとても盛り上がった。
金融という自分と違う業界の仕事の話を聞くのはとても新鮮で面白い。
K子はお堅い職業ではあるが、少しおっとりというか天然な感じがある。
しかし、さすが関西人という感じのテンポの良い返しもガンガンしてくるので、話していてとても楽しかった。
事前のメールで着てくる下着の話などのエロい話をすでにしている。
アポで盛り上がれれば、とても口説きやすい。
まずは途中の会話に手を繋ぐルーティンを発動 (※実録音声参照)
♂「付き合うときって、どうやって手繋ぐの?」
手繋ぎにグダはない。

キュッと手を握り返してくる。
ハグやキスルーティンも発動していければ十分口説けそうだ。
がしかし・・・意外に隙がない。
その後、腰を抱くスキンシップを図ろうとすると、
♀「恥ずかしいやん(笑)」
とグダが入ってしまう。
会話は楽しく盛り上がるのだが、手を繋ぐより先のスキンシップが図れない状況が続く。
でもまぁ、食い付きは良いし2時間あればキスまでできるだろう。
・・・
・・・

気付けばあっという間に2時間が経過してしまっていた。
まだキスもできていない。
時間切れだ・・・。
途中から口説くのを諦めた訳ではなかった。
会話中ずっと手を繋ぎ、K子の方から指も絡ませてきていた。
他女性であれば、とっくにキスを済ませ🏩へ向かうくらい会話で和めてはいる。
しかし、手繋ぎ以上の関係を進めるのは不可能だった。

いくら相手の男性を気に入ったとしても会って2時間でキスや身体を許さない女性もいる。
私の男としての魅力がまだまだお眼鏡に適っていない・・・という理由もあるかも知れない。
いずれにせよ、ここから口説いてホテルへ行っても3人目のアポに間に合わない。
戦略変更。
このK子に関しては、次回のアポにゲットを回すこととしよう。
そう決断した瞬間、テンションが上がる発見があった。
Kが前かがみになった時に服と胸の隙間からチラッと下着が見えたのだが、自分が希望していた「黒」であることが判明。

♂「希望通りの黒下着やん♪イイやつやな(笑)」
♀「黒い下着って言ってたから。でも、黒い下着を着けてきて何があるの?と自問自答しながら着けてきたよ(笑)」
思わず愛おしくなり、腰を抱きグッド引き寄せるスキンシップを図ろうとしたが、またグダ・・・
♀「近いってば(笑)」

周りの目が気になるのかも知れない。
♂「クッ!やはり固い職業の女性は、身も固いのか!?」
・・・今回はここまでにしておこう。
これ以上、関係を前に進められる気がしなかった。
ゲットは次に持ち越しとなるが、おそらく次はいけるだろう。
・・・もし3人目のアポがなく、もっとK子と一緒に時間を過ごせば即日ゲットはいけていたのかも知れない。
黒い下着を着けてきていた、ということは🏩行きの展開も想定していたと思われるからだ。
4時間しか持ち時間がなかったことを憂いた。
・・・とは言え、トリプルヘッダーは自分で組んだ戦い。
時間を言い訳にすることはできない。
もっと自分が魅力的な男であれば、🏩インできた可能性もある。
自分の実力不足を悔いるしかない。
だがK子はとても話が合って可愛いし、次のアポは楽しみでもある。
前向きに捉えよう。

K子の方も、
♀「たつみくんとは、勉強してきた感じが近いから気が合うのかも」
と、親近感が湧いている感じであった。
カフェを出る。
♂「また次にお誘いするよ」
♀「うん、待ってるよ」

時計はすでに16時50分を指していた。
3戦目のアポまで後10分。
ギリギリ間に合った。
前のアポが長引いて、次のアポを遅刻するなど決してあってはならない。
トリプルヘッダー、いよいよ次は最終戦だ。
~次回に続く~